エンジニアになってから将来のキャリアパスを検討し始めると、どんな候補があるのかがわからずに苦労することがあります。ITの活用範囲が広がっている影響でキャリアパスの描き方には無数の可能性があるのが現状です。しかし、大まかに分類すると検討可能なキャリアパスは4つに分けることができます。
1つ目は、IT業界内で専門性を高めるキャリアパスです。ITの専門家としてもっと見識を深めていき、世の中になかった技術を生み出したい人に向いています。高度な技術習得が必要になるものの、身につけた能力は一生モノなのでずっと安定して働いていくことができるでしょう。
2つ目は、他の業界で開発に携わるキャリアパスです。IT業界で身につけた高度な技術を生かして、他の業界でITを他の技術と融合させて開発する道になります。顧客の手に届く製品開発の中核を担えるのが魅力でしょう。
3つ目は、一般企業で社内エンジニアになる道です。社内サーバーや業務システムの管理や監視をしたり、ヘルプデスクを担当したりするのが典型的な仕事です。業務負荷が少ない傾向があり、ワークライフバランスを重視する人から好まれています。
最後の選択肢は、フリーランスエンジニアになって独立して働く方法です。需要のあるスキルセットを整えて会社を辞め、自分で仕事を手に入れて働くのが特徴です。フリーランスは働き方の自由度が高く、稼ぎやすいことも知られているので魅力的なキャリアとして人気があります。